1229年(寛喜元年)頃、道元禅師(どうげんぜんじ)が宋から帰国後、 深草の安養院に閑居。(藤原氏ゆかり極楽寺の跡地と考えられる) 1233年(天福元年)、道元禅師が深草に興聖寺を開創。 観音導利院興聖宝林寺と号する。 僧侶の教育・育生を目指す修行道場として全国最初に開かれる。 このことから「曹洞宗初開道場」とは興聖寺のことを指す。 1645年(正保2年)、淀城主の永井尚政(ながいなおまさ)公が 万安英種禅師(ばんなんえいじゅ)を中興開山に請じ、宇治に興聖寺を再興。